バカな女。

2004年7月10日
月曜と金曜は違う男と会った。

誰かに吐いた嘘がいつまで隠せるか分からないから書いてしまう。
ここでしか、本当のことは書けないから。

月曜の男は彼女持ちだった。彼女があまりエッチとかキスとかしたがらないんだそうだ。
私は代わりだった。代わりに抱かれた。
彼女が可哀想だと思った。彼女はリスカする人だと聞いた。
絶対ばれないようにしないといけない。
だからもう連絡はお互いしていない。
彼女を苦しませることがあってはならない。
でも、もう裏切っているのだけれど…。
どうか、もっとあの男が彼女のことを想ってあげられますように。彼女が苦しむことがありませんように。

そして私がリスカした。血が流れるのが安心できた。

昨日の男は童貞だった。18なのに童貞を気にしていた。
ヘタだった(当たり前)私はあまり気持ち良くなかった。
最悪だと思った。
二度と会うことはないと思った。
彼にとっても私はただの童貞をあげた相手だっただろうし。
連絡なんてもうしないだろう。

そして、今日また私は切ってしまうだろう。

結局裏切ってしまった。
あいつは何も知らないけど、これで私が悪いように話が出来た。

何も楽しくなかった。
何も感じなかった。

誰も愛してくれないのだと思った。

私は独りなのだと思った。

また苦しむことになってしまった。
オモテではまた嘘を吐かなければならない。

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